コンテキストスイッチ

仕事をしていると、「一つの仕事に集中した日」と「沢山の仕事を少しずつ進めた日」があります。 人によると思いますが、自分は後者の方がドッと疲れることが多いです。

ふと仕事の合間に、なんで沢山の仕事を進めた日はそんなに疲れるんだろう?と考えてみました。
仕事をした量としては前者の「一つの仕事に集中した日」の方が多いはず、単純に考えれば前者の方が疲れるのは明らかのはずです。

そこで浮かんできた言葉が「コンテキストスイッチ」という言葉です。
コンテキストスイッチには色々意味があるようですが、今回は「頭を切り替えるスイッチ」として考えています。

コンテキストスイッチ(Wikipedia)

「沢山の仕事を少しずつ進めた日」の場合はこのコンテキストスイッチの使用頻度がとにかく高くなります。 下手をするとAの実務→Bの仕事の打ち合わせ→Cの来客対応、といった感じで数分起きに頭の中の 切り替えが必要になります。

逆に「一つの仕事に集中した日」はコンテキストスイッチは殆ど使用されません。

二つの違いを見てみると、コンテキストスイッチがコスト高(体力の消耗が激しい)と考えられます。

とはいえ多くの仕事を抱えている以上、毎日を「一つの仕事に集中した日」にすることは至難の技かもしれません。

ただ、関連する仕事を特定の日にまとめたり、順序を入れ替えたりすることは十分に自身の裁量でできることだと思いますので、まずはそこを調整してコスト高のコンテキストスイッチを押す頻度を下げていくことが大事なのかもしれません。