Idea: イヤリング型の補聴器

補助具として有名なものに、眼鏡があります。

眼鏡は補助具としての一面と、装飾品としての一面の両方を持っています。
実際には視力の矯正が必要ない人でもファッションとして眼鏡をかけるほどです。

一方で同じ補助具である補聴器は補助具としての面が強く、装飾品としての一面はまだありません。

眼鏡と補聴器では前者の方が圧倒的に利用者が多いのでそこにビジネスチャンスが生まれ、装飾品としての一面を持ちだしたのだと想像します。

補助具が装飾品としての一面を持つことは、それをはじめて使う人の抵抗を減らす効果があるとわたしは考えます。これはとても大事なことです。

市場の大きさから考えるとすぐには難しそうですが、補聴器自体の小型化が進んできているので、将来的に「イヤリング型」、「イヤホンを模した型」など必要な人が抵抗なく使い始められる製品の登場に期待したいです。