私がMovableTypeを好きな理由

私はMovableTypeが好きです。そのプロダクト自体もそれの開発元の方も、それに関わる全ての人が好きです。 もう3年間ぐらいずっとこのプロダクトに触れてきましたが「何でこのプロダクトが好きなのか」を以下の3つの観点から考えてみました。

  • コミュニティ面
  • 予算面
  • 実装面

CMSは国内、海外合わせれば非常に多くの数のプロダクトが存在します。 それぞれのCMSには生まれるに至った理由や設計思想、得意分野が必ずあるはずですので、 特定のCMSに固執せずサイトの目的にあったものを選択するのがベストだと思います。

この記事はMovableTypeを全ての人にオススメするものではありません。 また他の多くのCMSと比較するものでもありません。(私自身そこまで他のCMSに詳しくありませんので...) ただ、以下の好きなポイントを見ていただいて少しでも興味を持っていただけたら大変嬉しいです。 詳細な説明等が必要でしたらお気軽にお問い合わせください。

コミュニティ面

書籍、ネット上の情報量が多いこと

  • 書籍が多い
  • ネット上の情報が多い
  • 日本の各地に詳しい方が多い

多種多様な国産プラグインと国内に多くの開発者の方が居ること

  • 無償、有償問わず、国内の方が作っているものが多いので安心

今は国産のCMSであること

  • 元々は海外で生まれたCMSですが今は開発の殆どが国内で行われています
  • イベントやフォーラム等を通じて開発元の方と直接お話することができる

予算面

オープンソース版(MTOS)を使うことで予算の無い案件でも使用できること

  • 無料で商用利用可、ユーザ数の制限なし

現状オープンソース版と有償版に機能差がほぼ無いこと

オープンソース版から上位版への移行も可能であること

  • 一度作ったブログ記事などの資産が無駄なく使い続けれる
  • 小さなサイトが大きくなった場合でも安心

予算があれば、既存のMTのサードパティのソリューションを使用することで可能性が広がること

  • 大規模案件の基盤システムPowerCMS3)
  • ソーシャルメディアの効果測定(PowerCMS3 social)
  • 幅広い端末に対応した柔軟な携帯向けサイト(ケータイキット)
  • スマートフォン対応スマートフォンオプション)

実装面

既存のプラグインを用いることでプログラムが分からなくても簡易なシステム開発ができること

  • テンプレートを作るのにPerlやPHPの知識が必要ない
  • テンプレートタグだけでマルチデバイス対応が可能
  • データの管理部分(管理画面)やユーザ管理、認証などを流用してフレームワークとして使用可能

テンプレートとロジックが完全に分離しているためデザイナとプログラマの協業が容易であること