私が長年MTAppjQueryを愛用し続ける理由
この記事はMTAppjQuery Advent Calendar 2018の8日目の記事です。
これまでのAdvent Calendarは技術ネタばかりだったので、今日は少しポエム風の記事にお付き合いください。
「MTAppjQuery」は登場したころからずっと愛用し続けているMTプラグインです。
正確には前作の「jQuery for MT」からのユーザーです。
過去にプラデミー賞も受賞していますが、私の中では毎年No1のプラグインです。
MTAppjQueryができること
このプラグインは「Movable Type」の管理画面のカスタマイズが行えるプラグインです。
中身は管理画面用のjQueryプラグインの集まりで様々なメソッドを使用することで、
管理画面を便利に使いやすくカスタマイズすることが可能です。(一部MTタグも拡張されます)
MTAppjQuery = カンナのようなプラグインだと思う
私はMTAppjQueryを「カンナ」のようなプラグインだと常々思っています。
何故かと言うと、このプラグインを使うことで何かすごく大きなことが実現できるわけではなく、
管理画面を実際に使う人の手に馴染むように整えるものだからです。
私は普段の業務の中で、Movable Type(Power CMS)の導入を行っています。
傍から見るとカスタムフィールドをただ黙々と作っているように見えるかもしれません。
ただ実際はそうではありません。
私が行っている仕事は長期間に渡りWebサイトを継続して運用していくための仕組みづくりであり、 Webサイトを更新する担当者が実際に手を触れる一番近い部分を作っています。
Webサイトを更新する担当者の方も仕事である以上は、どんなに使いにくい 仕組みでも何とか使ってくれますが、使いやすく分かりやすく手に馴染めば それに越したことはありません。
私は仕事の中で管理画面を作る際に実際に「どんな人が」「どんなシーンで」更新するのかをよく考えます。
さまざまな想像を膨らませた上で、以下のようなカスタマイズを行っています。
- 項目のラベルを公開側のサイトと合わせる
- 項目の並び順を公開側のサイトと合わせる
- 不要な項目は非表示にする
- 自動で入力ができるものは自動入力にする
- 入力のヒントを表示する
- 縦に長過ぎないようにする
- 上限数がわからない項目を増減可能なフィールドにする
- 適度な自由度で更新できるフィールドにする
一見細かい、これらのカスタマイズをするときにこのプラグインは非常に重宝します。
カスタマイズを行わなくても機能要件は満たしますが、MTAppjQueryを導入することで、 より使いやすく、より分かりやすく、手に馴染む管理画面にすることが可能です。
MTを使っていて、まだ試したことがない方がいらっしゃいましたら、
是非、簡単なカスタマイズから試してみてください。