MTDDC Meetup Tokyo 2024 参加レポート
今年も MTDDC Meetup Tokyo 2024 に参加をしてきました。
一言で感想を言うなら、最高に楽しかったです!
今回のテーマである「ディープ」に相応しいような内容でした。
MTが好きな身としては久しぶりに濃い目のMTの話が聞けて嬉しかったです。
参加したセッションで特に面白かったものを取り上げて、感想を書いていこうと思います。
荒木さんのセッション
個人的に今回一番楽しみにしていたセッションになります。
荒木さんの登壇はおそらく10年ぶりぐらいでもうお話を聞くことはできないのかなと思っていたので登壇することを知ってすごく嬉しかったです。
荒木さんの名前を知らなくても、MTを触ったことがある人で「小粋空間」の名前を知らない人はきっといないはず!学び始めからずっとお世話になっていました。
本編は一冊の本になるぐらいの内容を45分で話されたのですごく濃厚でした。
数年前に読んでいた荒木さんの著書の内容に近いものだったので思い出しつつ聞いていました。
理解度は正直5割にも届いてないかなと感じでしたが、自分の使っているソフトウェアの内部の仕組みについて知ることが出来てよかったです。
天野さんのセッション
タイトルに惹かれて参加をしてみました。
「TypeScriptなら書ける!」と自信を持って言えるほどではない、むしろ書いたことがないのですが、JavaScriptなら少しは書けるのでそのスーパーセットでプラグインが作れるなら魅力的だなぁと思っていました。
実際に内容を聞いてみると、TypeScript 100%でプラグインが出来る理由が分かり、特にWebフックのお話のところではそんな発想があったのか!と感動しました。今後のCMS構築時に応用ができそうな内容でした。
これまでは外部のサービスの情報を取得する際はPHPを併用していましたが、昨今だとセキュリティ面で完全静的の方が望ましいことも増えてきています。
外部の情報の更新頻度が低ければ、静的でビルドしてしまうのも選択肢としてはありな気がしてきました。構成にもよりますが、外部サービス側のWebフックでMTのDATA APIを使って再構築するという方法もありなのかもと思いました。
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本編や懇親会では色々な人と話す中で、MTのコミュニティって本当に温かいなぁと感じました。 良い人がすごく多いように思います。
業務の中では立ち位置が変わり、新規案件にMTを導入することはほとんど無くなりましたが、今回のイベントで改めてMTが好きなことを再認識できたのでこれからも毎年参加を続けたいと思います。