無観客配信ライブを見てみて思ったこと
はじめは物珍しかった無観客配信ライブも色々なアーティストが次々と行っていることからだいぶ見慣れてきたころだと思います。
実際に無観客配信ライブを見てきたので、ライブの生感が好きな私が無観客配信ライブのユーザ体験について考えていることを書いてみようと思います。
配信ライブとは
- コロナ禍の中で広まった新しいライブの形
- ライブ会場からリアルタイムで中継がされる
- チケットはこれまで通り、「チケットぴあ」、「ローソンチケット」などで購入できる(オンラインのみ)
- チケットを購入した後はパソコンまたはスマートフォンで視聴URLから視聴する
- リアルタイムの視聴後にアーティストによっては期間限定でアーカイブを視聴できる(チケットはアーカイブ配信終了まで販売される)
良いところ
- 現地まで行かなくてもライブの音源を楽しめる
- 事前にチケットを手配しなくて良い(当日予定が合えば買えばOK)
- 自宅などリラックスした環境で視聴できる(寝ながらでもOK)
- Youtube Live、ツイキャスなどに比べると圧倒的に音が良い
- 常に最前列で見れるぐらいの距離感(何なら最前列より近いぐらい)
- 目の前でファンサをしてもらえると一気に距離が縮まった感じがする
いまひとつなところ
- 視聴環境(モニター・スピーカーなど)によって体験がかなり左右される
- ライブ特有の盛り上がりが無い(空間を共有している感じがない)
- Youtube Liveやツイキャスのようにチャットが賑わってない、もしくはないので一緒に見ている人を感じることができない
- 価格が人によっては高く感じる(3500円で1.5h〜2hぐらい、私は少し高く感じます)
- 基本的にこちら側が動くことは無いので、現地であまり動きがないと徐々に飽きてくる(ただの中継でない工夫が必要なのかも)
今後、配信ライブはリアルライブに変わるものになるのか
今のままでは完全な代替にはならないものの、現地の空気を共有できるソリューションがプラスであれば、リアルのライブと並行して活用されるものになるのではないかと思います。
リアルのライブはどうしても箱の都合で場所に縛られるので1箇所からの配信で世界中から同時に視聴できる仕組みはとても素晴らしいです。 できるなら一時的なものではなく続いて欲しいと思います。
費用の都合もあるのでリアルのライブが一般的な世の中に戻ってきたときに並行運用出来るのかは分かりませんが視聴側が選べるような世の中になると自由度が高くてとても素敵だと感じます。