Sixapart主催のMovable Type ビジネスセミナーで登壇させていただきました(6/11 名古屋)
本日、名古屋で開催されたMovable Typeのビジネスセミナーで登壇させていただきました。 セミナーのフォローアップも含めて、ブログ記事に纏めておきます。
スライド
セッションでお伝えしたかったこと
今回、このテーマを選んだ理由は以下のような人にDynamicMTMLの面白さや便利さを伝えたかったためです。
- Movable Typeの実装に携わっている方
- MTはわかるけどプログラムは苦手という方
- Webサービスやシステムに興味・憧れを持っている方
ちなみにここに出したセッションのターゲットというのは、実は数カ月前の自分のことなのです。
数ヶ月の私は、MTは触れるものの、プログラムの苦手意識が強く、ある一定以上の案件の 構築が出来ないことに悩みをもっていました。
そこで出会ったのが今回のテーマの「DynamicMTML」で、これに出会えたおかげで、 まだ未完成ではあるもののWebアプリを作ることができました。
その期間で急にプログラムが得意になったかと言われれば、そんなことは無く、 今でも苦手意識はあります。そんな自分でも簡単なものは作ることができました。
今回のセッション内容はあえて難しいことを全て省き、以下のことに焦点を置きました。
セッションを聞いてくださった方に、3つのことが少しでも伝わっていれば嬉しいです。
- これまで作れなかったようなサイトが作れることを知ってもらうこと
- WebサービスやWebアプリが別世界のものではなく、Webサイトの延長にあるということ
- MTの新しい使い方を知ってもらい、発想の幅を広げてもらうこと
DynamicMTMLは普通に追加されるMTタグだけを使用していても便利なツールです。 それに加えて少しPHPが書ければ、MTの可能性をグッと引き出すツールです。
まずはマニュアルを読んでみていただいて、興味のある機能があれば、 一度導入してみてはいかがでしょうか。
MT+DynamicMTMLで作るサービス・システムは最適解なのか
必ずしもそうではありません。
MT+DynamicMTMLでつくるサービス・システムは良くも・悪くもMTの設計思想やデータベース設計に依存します。
なので、自由度に関してはフルスクラッチには勝てません。
DynamicMTMLでつくるサイトの大きな強みは、以下の3つです。
- MTのデータベース構造・MTオブジェクト・PHP APIが流用できること
- MT管理画面と豊富な管理画面拡張系プラグインが流用できること
- MTML(MTタグ)で見た目部分を作れること
この強みが活かせるサイトは、DynamicMTMLが向いています。 逆にこれらの強みを活かすことのできないサイトはフルスクラッチ、または他のフレームワークの方が向いています。
そこの使い分けを間違えなければ、保守性が高く、提案→制作→運用まで長く使われる システムになるのではないでしょうか。
事例について
本編の質疑応答でも質問をいただきましたが、今のところ手持ちで出せる事例がありません。
サンプルといった形でお見せできるものが作れるかもしれませんので、また形になりましたら こちらのブログでお知らせさせていただきます。
最後に
本日のセミナーにご参加いただいた皆様、最後まで拙い話を聞いてくださりありがとうございます。
もしDynamicMTMLに興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、導入サポートなど、
可能な限りさせていただきたいと思いますので、必要な際はご連絡ください。
今回登壇の機会をくださったシックス・アパートの藤田様、長内様、このような貴重な機会をくださり ありがとうございます。とても良い経験になりました。(何より楽しかったです)
自分の発表を振り返ると、緊張でガチガチだったり、ひたすら噛んだり、、と至らないところも多かったですが、 (一部の人には)伝えたいことを伝えれたので、話せてよかったな...と今は思っています。
またこのような機会をいただければ、今度はより一層練習を積んで臨みたいと思います。
そして何よりもっと「楽しく(楽しそうに)」話せるように心の余裕を作りたいです。