アクセス解析はコンバージョン設定をすると楽しくなる

ここでのアクセス解析というのは、Google アナリティクスを使用したWebサイトのアクセス解析を指します。

このサイトにもコードは入っているので、数ヶ月に一度ぐらい結果を眺めることがあります。書いている段階からこの記事は伸びるのでは!?と思った記事がまったく伸びなかったり、力を抜いて書いた記事が予想以上に多くの人に読んでもらっていることを知ることができるので見ていると色々と発見があります。

しかし、仕事としてのアクセス解析は自分にとってどこか他人事に思えてしまって、自分以外の識者がする仕事なんだろうなと思っていました。

そんな考えが少し変わるきっかけが社内で受けたGoogle アナリティクスのセミナーでした。セミナーを聞いていると色々と話は進むものの、自分のアクセス解析に対しての関心度は先に書いた通りなので、今ひとつ話を聞いていても頭に入ってきませんでした。

ところが、コンバージョン設定(*)がされているGoogle アナリティクスの管理画面を見てみると同じ画面を見ているはずが予想以上に楽しいことに気がつきました。

コンバージョン設定とは、サイトのゴール(お問い合わせ完了、資料請求完了)などを設定すること。具体的にはそのページに指定のコードを埋め込むなどで目印をつける。指定した期間で何件お問い合わせがあったかが分かるようになる。

コンバージョン設定がされていると、アクセス解析結果を見る時の基点が定まります。
1つのゴールに対してどういう経路で人が来ているのか、どこで人の興味が増えた・減ったのか、といったことを推測することが可能になります。

Webサイトの制作の仕事をする上で、実際にサイトを訪れる人が何を思い、何を考え行動しているのかを考えることは必要なはずなのになかなか出来ていません。

他人事だと思わず、たまにはアクセス解析に目を向けることがそういう視点を持つ良いきっかけになるかもしれないと感じました。

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