Movable Typeの更新作業を楽にするChrome拡張機能「Movable Type Editor Assistant」をリリースしました
Movable Type では多くの記事・ウェブページを一元管理することが可能です。
しかし、件数が増えてくると以下の様な問題が発生します。
- この記事・ウェブページがどのブログに属しているか分からない
- 管理画面の一覧ページからすぐに見つけることができない
このような問題を解決するのが「Movable Type Editor Assistant」です。
この拡張機能は公開側のサイトから管理画面へ誘導するリンクを提供します。
公開側のページを閲覧中に拡張機能を起動するだけですぐに編集画面に移動することが可能です。
これから作るサイト、これまでに作ったサイトのどちらにも簡単に埋め込むことが可能ですので是非お試しください。
ここをこうして欲しい、といったご要望、ご意見がありましたら、@riatw までお気軽にご連絡ください。
使い方
1. サイトに埋め込む
標準版
<MTSetvarTemplate name="getAdminBar">
<MTSetvarBlock name="json" key="blog_id"><mt:blogid></MTSetvarBlock>
<MTIf name="page_archive">
<MTSetvarBlock name="json" key="posttype">page</MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="blog_id"><mt:blogid></MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="page_id"><mt:pageid></MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="folder_id"><MTPageFolder><mt:folderid></MTPageFolder></MTSetvarBlock>
</MTIf>
<MTIf name="entry_archive">
<MTSetvarBlock name="json" key="posttype">entry</MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="blog_id"><mt:blogid></MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="entry_id"><mt:entryid></MTSetvarBlock>
<MTSetvarBlock name="json" key="folder_id"><MTEntryPrimaryCategory><mt:categoryid></MTEntryPrimaryCategory></MTSetvarBlock>
</MTIf>
<meta name="mtea:params" content='<mt:var name="json" to_json="1">'>
</MTSetvarTemplate>
<mt:var name="getAdminBar">
暗号化版
PHPの拡張モジュール「Mcrypt」をインストールしてある環境では、上記標準版のjsonを暗号化することが可能です。キーは「mt」で固定なので分かる人なら誰でも復号できます。そのため、かなり気休め程度なものになっています。どうしてもblog_idなどの情報を表に見せたく無い場合にお試しください。(JSONをMCryptで暗号化、Base64エンコードの順)
2. 拡張機能をインストールする
Movable Type Editor Assist - Chrome ウェブストア
3. 拡張機能に管理画面URLを設定する
Chromeのアドレスバー横から拡張機能を起動し、「管理画面 URL」にMovable Typeの管理画面URLを入力して一度閉じます。
4. 使ってみる
Movable Typeの記事、またはウェブページテンプレートで出力された ページに移動し、Chromeのアドレスバー横から拡張機能を拡張機能を起動します。
該当の管理画面へのURLが表示されますので、そのURLから管理画面に移動します。