seezooを使ってみようの会 第1回 に参加しました
初回のセミナーということで「Seezooとは何か」といった内容から、実際にインストールしてテンプレートを作成する部分までを行いました。
より内容の濃い、第2回も予定されているようです。
本当ならここでセミナーの内容を纏めたりするべきなんですが、その辺りは最後に掲載する参考リンクの方々が纏めてくださると思いますので割愛します。
まず最初に「Seezoo」とは
seezooは、PHPフレームワーク「CodeIgniter」と独自のJavascriptフレームワークの「Flint」を元に作られた、ページベースのCMSです。
更新は、「concrete5」や「Jimdo」に似ており、サイトの見ためのまま編集できるタイプのCMSです。
愛知県の金山で生まれました!(←重要)
詳しくは→ http://seezoo.org/
改めて、seezooを触ってみて
今回、改めてseezooに触れて思ったことは以下の3点があります。
- ブログベースCMSとページCMSは全然違うものだった
- 見たまま編集、管理画面両方のレスポンスがとにかく早い
- Webサイトに高い自由度が出来るので、作るのが楽しい!
1つ目
ブログベースのCMSとはMovableTypeやWordPressのように記事を書いてコンテンツを増やしていくタイプのCMSを指します。 基本的な動きとしては「記事」を書き、それを「カテゴリ」「タグ」で分類をする、1記事につき1ページが生成されるといった形です。
ページベースのCMSとは、その名の通りページをまず最初に作っていくタイプのCMSを指します。seezooはこのタイプです。 まず最初にページを作り、その中の編集可能エリアにコンテンツを「ブロック」と呼ばれる固まりに分けて、追加していく形です。
サイトの設計の仕方、CMSの使う用途がそもそも違ってくることがあるので、制作側は違いをよく理解した上で、提案する必要がありそうです。
2つ目
seezooを実際に触ってみるとよく分かりますが、ページ作成、ブロック挿入など1つ1つの動作が非常に早く動きます。 これは単純にサーバ側の処理が早いだけではなく、「体感速度」が早くなるように多くの工夫がなされています。 サイトの更新の作業で繰り返し触る管理画面なので、1つ1つの動作が早いことはそのまま業務の時間短縮に繋がります。
3つ目
seezooはサイトの見た目のまま編集が行えることから、直感的に操作できるだけではなくページに追加できる「ブロック」の種類が豊富で更新可能エリア内での自由度がとても高い作りになっています。
ex)テキスト、画像(スライドショー)、地図、動画、Twitter、コンテンツ分割(ブロック)など
これは制作側にとってはそこまでメリットに感じられないかもしれませんが、運用側にとっては更新箇所中の自由度が高いことは「サイトを更新すること」の楽しさへ繋がります。
ブログベースのCMSではテンプレートの種類を増やしても、その先はWYSIWYGエディタに依存することが多く、自由度を高くすることが難しいのが現状です。その為、普段ブログベースのCMSを使っている立場からするとここが一番の魅力に感じました。
少しでも興味を持っていただけたら
まずは、公式サイトのデモを触ってみてください。もっと勉強したいと思った際は、このの記事がお薦めです。
参考リンク
- 「マイペースクリエイターの覚え書き」#seezooのサイト制作の最前線
- 「伊藤清徳の垂直落下式ムーンサルトプレス」#seezooのコアコミッター