本当の意味でのスマホファーストなUIってなんだろう
私が作るWebサイトはコーポレートサイトが多いため、特にスマホ対応=レスポンシブ・ウェブデザインになってきています。
コーディング自体はスマホからパソコンに展開していくことが多いものの、デザインはまだまだパソコンからスマホに展開していくことが多いです。
そんな中で、「本当の意味でのスマホファーストなUIってなんだろう」と考えることが増えてきました。
HTML・CSS・JavaScriptといったWebサイトを構成する技術がブラウザの進化と共にできることが増えてきたものの、UI自体は十数年前からそこまで大きく変わっていません。
現状のスマホではパソコンで有効だったUIが使えなくはないものの利便性が低いことがあります。(ex. タブパネル、横スクロールするテーブル)
一方でスマホで確実に有効なのは、テキスト、画像、リスト、といったものに限られます。 ただ、これらだけだと情報を比較して見せたりすることが出来ず表現に限界があります。
一時期スマホ専用サイトが多く作られる時期はスマホで見やすい見せ方を試行錯誤していた時期だと 感じますが、レスポンシブ・ウェブデザインが主流になってからそこの試行錯誤のスピードが下がっているように感じます。
「スマホでもなんとか見えるからいいか」ではなく、本当の意味でのスマホファーストなUIをそろそろ 考えてみないといけないのかもしれません。