WCAN 2009 Winter レポート
2009年12月19日に、WCAN 2009 Winterに参加してきました。
遅くなりましたが、気になる箇所の抜粋って形でレポートします。
今回のセミナーでは、SESSION-1、SESSION-2ともに非常に内容が濃く 下に書いた内容以外にも、色々とお話が聞けましたが、その中から特に 気になった話の内容を抜粋してみました。
SESSION-1では、色々な会社の取り組みを聞くことができて、普段の 仕事の中で、世界観が狭くなっていたものが広がりました。
SESSION-2では、気になるキーワードが何個もあり、来年の活動に 向けて色々と考えることがありました。
[1] 名古屋のWeb制作会社2009年を振り返って
ターゲットの考察
具体的に年齢層が決まっている場合は、その層になったつもりで考える。
Flex
- FlashDevelop(無料のAS開発環境)
- Flex builder
→マークアップの知識を生かして、swfが作れる
Flashで作る携帯サイト
- 流通している携帯の8割はFlashLiteに対応している
→FlashLiteで作成すると、機種間差異が無くなる
→携帯サイト作成の効率化 - SWF Mill(動的にSWFを生成する)
- ランディングページをhtmlにすることでSEO対策も
ブランディング
- コンセプトワークに時間を割くことが大事
- ポジショニングマップを使ったヒアリング
- 販売戦略の策定
→商品プラン、営業フロー(売り方)の決定
要件定義→サイトの制作まで
- ユーザのレベルに関係なく使い易いサイト
- 自分のクライアントの仕事の内容を知って興味を持つ
[2] 2010年に飛躍するための7つのキーワード
仕事をするにあたって
- たくさん働くことが成功にはならない
- 目的を達成することが大切
- 仕事の重要度を見ること
お客さんとWeb
- 段階的にWebに関わって貰う
→Twitter、ブログ... - 【お客さん向けのライティングガイドライン】
→ブログ、サイトの文章の書き方 - お客さんのビジネスゴールを一緒に目指す
マークアップ
- データのデータの繋がり
→まずは、ページ間のリンク - マークアップの内容、価値を再確認
- データの構造化→再利用性を高める
- Webスライス、マイクロフォーマット
- Webの特性を考えたマークアップ
→画像はコピペができない - パフォーマンスの低下は、ユーザを逃がす
→httpリクエストを減らす
→マークアップと表現のバランスを考える
リアルタイム
- 人は今を楽しむようになった(Twitterとか)
- 忙しいからこそ、リアルタイムが求められる
- 必要な時に必要な情報を届ける(トラッキング・アラート)
- ビジネスでリアルタイム性がより求められる
- Webサイトから利用者に情報を投げる
そのほか
- 人が変わるように、「Webのありかた」も変わってくる
- 製作者は、Webをよく見る、よく使うようにする
- 人的コミュニケーションを広げる(セミナー等で)
- 何でも自家製にこだわる必要はない
- コストの意味を再確認(何が必要なコストか)
- 柔軟性が今後のカギ