WCAN 2010 Springに参加してきました

2010年3月13日に、WCAN 2010 Springに参加してきました。

WCAN SESSION-1の感想

「プロジェクトマネジャーのための、キャリアパスを踏まえたチームマネジメント」と題して、森田 雄さんのお話がありました。

私自身、プロジェクトマネージャー自体を知らなかったことや、キャリアパスに入ってなかった為、 話を聞いていても、今ひとつとピンとこなかった部分がありました。

ただ、セッションを聴き終えてみると、ある程度プロジェクトマネージャー像が浮かんできました。 また、社員のキャリア、スキルを設定するスキルマップにおいては、会社規模での実践はすぐには 難しいものの、まずは個人単位の自己啓発として利用してみようと思いました。

ライトニングトークの感想

ライトニングトークでは様々な話がありましたが、特に印象的だったのが辻 直美 / トライデントさんが 発表を行っていた、「FlashでAR」でした。

ARの技術自体は知っていたものの、実際に見てみると凄い驚きがあり、マーカーの使い方によっては ビジネスにも有効活用できそうな為、今後期待の技術だと思いました。

また、今回のライトニングトークでは、学生さん3人の発表があり、Web業界にはまだまだ若い人が 沢山入ってくる事を実感すると共に、まだ若いと信じたい私はさらに頑張らないと、と思うのでした。

WCAN SESSION-2 の感想

SESSION-2では、「GoogleAnalyticsで売上や資料請求を倍増する極意 毎月の解析レポートから考えるサイト改善の実務」と題して、石井 研二さんのお話がありました。

気になったキーワード・内容

  • 閲覧者が一番減るタイミングは、1ページ目→2ページ目
  • 末端のページはユーザにとって終わりじゃない
    →末端ページに直接来るユーザが居る
    →末端ページ=要らないページではない
    →そこから戻る、ではなく進む選択肢が必要
  • 【戻る】、【NEXT】など続きのページの内容が見えないナビではなくもう1ページ見てもらう(見たくなる)ナビが必要
  • 閲覧開始ページで何処から人が来ているのかと見る
  • 【ページトップへ】のナビは実は全然使われていない
  • アドバンスセグメントとカスタムレポートでAnalytis上でデータ分析が可能
  • 全ページに対して、特定のキーワードでの人の動きがわかる(効果のあるキーワード)
  • 原因のあるページはAnalyticsのデータ等の根拠を持って、修正提案をする
  • Analyticsで月単位に比較するには曜日を揃える
    →グラフが重なるため見やすい(比較しやすい)
  • 閲覧開始ページで月別比較をすると、変化率がわかる
  • お問い合わせが少ないのは、フォームが悪い、ことよりもフォームまでに人が逃げている事が多い
  • 資料請求のバナーは、どんなものが貰えるのか、具体的なイメージの湧くバナーを用意する
  • ゴールデンルートの発見にはカスタムレポートを活用する
  • カスタムレポートは作ったら、マイレポートに登録して毎日見れる環境を作る
  • GoogleAnalytics+Excelの集計を自動で、すべてやってくれるサービス、「Arest」

懇親会

今回のWCANでは、1年ぶりに懇親会に参加しました。 相変わらずの人見知りっぷりを発揮して、同じテーブルの周辺しか話しませんでしたが 普段話し相手も困るようなWebの話を沢山出きて、非常に有意義でした。 というか単純に楽しかったです!

次は期間をあけずに懇親会に出ていきたいと 思います。人見知りを克服するのも兼ねて;