WCAN 2014 Summer メモ:セッション2. 長崎・福岡・東京 それぞれの都市から学んだ これからのWebで大切なこと

次に2つ目、株式会社Fablic Webデザイナー 山口 有由希さんのお話。

アウトライン

それぞれの街で暮らして感じた、生活リズムの違いや情報との距離感の違いなどを通じて、これからのWeb製作者に求められていることについて考えます。

また、問題点を見つけるためのユーザーテストや行動観察の大切さについて、フリマアプリFrilでの取り組みを通じてご紹介します。

メモ

  • 今クライアントが制作会社に求めているもの
    • 思いつかないようなものを提案してくれること
    • 価値以上のものを提案してくれること
  • サービスを作る仕事のやりかた
    • 普通の人が当たり前に使えるものをつくる
    • ユーザテスト・ヒアリングを通して問題点を見つける
    • 仮説→デザイン→ユーザテスト
    • 広告の効果測定
      • 出稿→バナーごとに効果を見る
    • デザインリサーチ
      • 世代によってフォントの好みが異なる
      • 斜め文字は可読性が悪くて不愉快に感じる
    • どの作業もつくるだけでは終わらない
    • 業務を進めるにあたって必要な力
      • 観察力
      • 分析力
      • 想像力
  • ニッチなWebサイトで成果を上げるために
    • 強豪がいない間に1位を目指す
    • 攻め方を増やす
    • リピーターを増やす
  • 東京と地方の違い
    • 職種が多い
    • 規模が大きい
    • 分業が必要
    • 転職率が高い(人の流れが早い)
    • 人が多いのにどこも人材不足
    • ときどきものすごい壁にぶち当たる
  • 東京でも変わらなかったこと
    • どこにいても行動することが大事
    • どこでだれとなにをするのか
    • 地域関係なくWebで取り上げられることはある
  • どこにいてもこれからのWebクリエイターに必要なこと
    • 常にいろいろな視点でものを見て、原因や課題を見つける
    • アイディアを出し合える仲間をつくる
    • 行動を起こしてアイディアの引き出しをつくる
      • 自分がなぜそれに興味をもったのかを記録する